犬に人間の食べ物はいけない!その5つの理由は?

先日、毎日新聞でこのような掲載がありました。

https://mainichi.jp/articles/20171107/ddm/013/040/019000c

犬って可愛らしくて「なんでも同じものを共有」したり「お利口にしていたらご褒美」をあげたくなっちゃいますよね。

自分の作った料理を犬にあげると喜んで食べてくれるので、つい人間の食べ物をあげてしまうこともあるのではないでしょうか。

また一昔前まではいまほど犬の食事が充実していなかったのでその名残りで味噌汁などをあげてしまう飼い主さんもいらっしゃると思います。

しかし、犬が人間の食べ物を食べてしまうとよくない理由が大きく分けて5つあります。

そこで今回は「犬に人間の食べ物はいけない!その5つの理由は?」についてご紹介させていただきます。

■犬に人間の食べ物がいけない5つの理由

犬に人間の食べ物がいけない5つの理由についてご紹介させていただきます。

○虫歯菌が犬にうつるから

犬は虫歯にならない!と勘違いをしてる人もいますが、人間よりも虫歯になりにくいだけで犬も虫歯になってしまいます。

「犬に虫歯がうつる」と聞いて信じられないかもしれません。

しかし、犬に自分の食べている食べ物をあげるときに

・自分の使っているお箸で犬にあーんをしてあげる

・食べ差しをあげる

これらのようなことはしていませんか?

このようなことをしていると人間の口の中の虫歯菌が犬にうつってしまうことがあるのです。

せっかく犬は虫歯菌が繁殖しにくい構造になっているので人間が食べ物をあげて虫歯の原因にしてしまうというようなことはしないようにしましょう。

○犬が食べてはいけない食べ物がたくさんあるから

犬と一緒に過ごしていると飼い主が自分の食べ物を与えてしまったり、犬が勝手に机の上のものを食べてしまうということも一度はあると思います。

しかし、人間の食べ物は犬にとって中毒になってしまい体調不良や下痢や嘔吐、最悪の場合死に至ってしまう食べ物もあるのです。

犬を飼っている人は必ず知っておかなければいけない、食べてしまうと危険なものについていくつかご紹介させていただきます。

・玉ねぎ

玉ねぎに入っている物質「アリルプロピルジスルフィド」が犬の体内の赤血球を破壊してしまう作用があります。

赤血球を破壊することにより「貧血」の症状になってしまいます。

玉ねぎだけでなくねぎ類全般よくありません。

(ねぎ、にんにく、にらなど)

もし、これらを一定量摂取してしまうと「中毒」になってしまいます。

中毒の発症までには食べてから1~3日ほどの時間がかかります。

症状としては貧血、食欲不振、黄疸、赤色の尿がみられることがあります。

最悪の場合、呼吸困難に陥り死に至ることもあります。

・ナッツ

ナッツは「マカダミアナッツ中毒」という病名があるほど犬にとっては危険な食べ物と言われています。

原因物質はまだ解明がされていませんが、他の食べ物と同様に中毒になってしまいます。

中毒になった場合、摂取して6~12時間以内に嘔吐、下痢、震え、脱力などの症状が現れます。

・キシリトール

キシリトールは甘味料として使われるので人間のガムなどのお菓子また虫歯予防のための歯磨粉などにも含まれています。

犬がキシリトールを食べてしまうとすい臓からインスリンが放出されてしまうようになり「低血糖症」を引き起こします。

中毒になった場合、食べた後に嘔吐、よだれがでるなどの症状が現れ数時間後に急性肝不全になってしまいます。

・ぶどう

粒も小さいので犬にふとあげてしまいそうになってしまいますが絶対にいけません。

ぶどうは原因物質は解明されていないものの中毒になってしまいます。

干しぶどうも同様です。

ぶどうを食べてしまうとそのあとにおりていかはった下痢などの症状が現れます。

そして「腎不全」になってしまいます。

急性腎不全が重症化すると死に至ることもあります。

・アルコール

人間の場合は、アルコールを飲んでも肝臓で分解されます。

しかし、犬はそもそもアルコールを分解することができません。

体内にアルコール分解されずに長い時間に渡って様々な臓器に悪影響を及ぼします。

アルコールに含まれている「エタノール」が原因です。

症状としては、嘔吐、下痢、失禁、呼吸困難、発作が起こり最悪の場合死に至ることもあります。

・アボカド

アボカドは「森のバター」という異名を持ち、栄養源も豊富で美味しいですよね。

しかし、犬にとっては危険な食べ物です。

アボカドに含まれる「ペルシン」が原因により中毒になってしまいます。

中毒になってしまうと、嘔吐、下痢、呼吸困難などに陥ってしまいます。

・チョコレート

チョコレートは「テオブロミン」という物質が含まれています。

犬はこれを摂取してしまうことで摂取一時間以降に嘔吐、下痢、利尿、興奮、過温症などになってしまいます。

そして痙攣や不整脈、神経衰弱になってしまい最悪の場合死に至ることもあります。

摂取量が多ければ突然死などの可能性もあります。

チョコレートを食べてしまったときにはすぐに病院を受診するようにしましょう。

・その他

犬の食べてはいけないものはたくさんあります。

以上は代表的なものになりますが、実はこの他にも「香辛料(わさび、こしょうなど)」「魚介類」「甲殻類」「生卵」などにも注意が必要だと言われています。

○塩分が多いから

犬は人間の食べ物を食べると塩分をたくさんとりすぎてしまいます。

塩分は体内の浸透圧の調整のためや消化を手助けするのに欠かせない成文ではあるのですが犬の場合は一日に「4mg/kg」くらいを摂れば十分です。

犬は肉球からしか汗をかきません。

ですので、たくさん塩分をとってしまうと返って体が悪くなってしまいます。

塩分をとりすぎると心臓病、腎臓病、不整脈、高血圧などになってしまうことがあります。

○わがままになる

一度人間の食べ物を与えてしまうと犬は自分もドッグフードよりも味が濃くて美味しいので欲しがってしまうようになります。

一度だけと決めていても、おねだりをされると習慣化してしまうものです。

そして、犬は人が食事をとるときにも欲しがるようになってしまうので困ってしまうこともあるでしょう。

私の祖母の家にいる愛犬も一度人間の食べ物を晩御飯のときにあげてから、毎食に机の横にきて座って待ってしまうようになってしまいました...。

そこで我慢をしてあげなくても前足で「ちょうだい」アピールをしてきてしまいます(^_^;)

人間としては「一度だけあげてみよう」「ほんのすこしだけ」と思うのですが、犬は学習能力があるので「おねだりをすれば貰える」ということを学んでいるんですね。

○肥満になる

犬は人間の食べ物を食べることで糖分を多く摂ってしまいます。

その結果太ってしまうのです。

糖尿病になってしまったり、寿命が短くなってしまいます。

■もし犬が食べてはいけない人間のものを食べてしまったときは?

玉ねぎやチョコレートやナッツなどの中毒になってしまうものは勿論、人間の食べ物によってアレルギーなどがあれば体調が悪くなってしまう犬もいます。

下痢や嘔吐、食欲不振などの症状があればなるべく早めの受診を心がけましょう。

またもし犬が食べてはいけない人間のものを食べてしまったときなどには

・食べたもの

・食べた時間

・食べた量

を把握して医師に伝えれるようにしておきましょう。

■まとめ

犬に人間の食べ物を与えてしまうことはたくさんの危険があります。

・塩分のとりすぎ

・肥満になる

などだけでなく「中毒性」のあるものも存在します。

犬に与えてはいけない人間の食べ物を与えてしまうと最悪の場合死に至ることもあるので飼い主の管理が重要になってきます。

何よりも人間の食べ物は犬のためにつくられた食べ物ではないので栄養源も異なります。

それなのに犬に人間の食べ物を与えてしまうとの寿命を縮めてしまうことになります。

飼い主が犬の寿命を縮めることはしたくないですよね。

ですから、犬が欲しがっても犬のおやつや食事を与えて人間の食べ物は我慢してもらうようにしましょう。

一度だけ、がきっかけで結局習慣化してしまうこともあるので注意してくださいね。

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